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クアラルンプール滞在記 2025|黒バクテー・ローカルカフェ・10年前のバー

ヒルトン クアラルンプールのラウンジからの夕日

2025年7月17日、マレーシア航空でKLへ向かいました。

旅の本来の目的はシンガポールで親友に会うことです。ただ、せっかくならKLからバスでシンガポールに入ってみたくなりました。途中マラッカに一泊して、陸路でシンガポールへ。そう決めたら、KLでの2泊は自然と「旅の助走」になりました。急がなくていい。それが今回のKLのテーマでした。

なお、KLからシンガポールへの移動方法を比較した記事もあります。飛行機・直行バス・マラッカ経由を横並びで確認したい方は「クアラルンプールからシンガポールへ移動|直行バス・飛行機・鉄道・マラッカ経由を徹底比較」も参考にしてみてください。

目次

早朝のクアラルンプール国際空港、ラウンジで夜明けを待つ

タッチダウンしたのはKLIA2、到着は朝5時ごろでした。

ラゲッジピックアップのベルトコンベアーが妙に長くて、これが満杯になる日があるのだろうかと思いながらスーツケースを引き上げました。急いでいないから、こういうことが気になります。

クアラルンプール国際空港 KLIA2 ラゲッジピックアップ ベルトコンベア

A10バス停からメインターミナルへ移動し、向かったのはSama-Samaホテルのラウンジです。

KLIA メインターミナル行き A10バス停

バスの停留所は何気ない駐車場なので不安になりますが、気にせずメインターミナルに向かいましょう。

KLIA バス停のある駐車場

メインターミナルにはラウンジに向かうカート乗り場があり、インターホンを押すか到着を待つかして乗り込みます。結構スピードを出して曲がってゆきます。ラウンジではビールと軽食をいただきながら、旅の疲れをゆっくり流しました。

その後、隣接するアウトレットをひとまわり。カモフラージュ柄の展示で逆に商品が分かりにくいのは、これは意図的なのか?と勘繰ってしまいました。

KLIA隣接アウトレット カモフラージュ柄展示

高速鉄道でKLセントラルへ向かう頃には、すっかり朝になっていました。

ヒルトン クアラルンプール、今回の拠点

今回の宿はヒルトン クアラルンプールです。KLセントラル駅に直結しているのが決め手でした。バスで移動するなら鉄道駅に近い方が動きやすいですし、前回KLCCエリアに泊まったので、この辺りを体験したかったという理由もあります。エグゼクティブラウンジとプールでゆっくりしたかったのも、選んだ理由のひとつです。

エントランスに着くと、ヒルトンとメリディアンが隣同士に並んでいました。右に行くか左に行くか。なんとなく面白い景色です。

ヒルトンKLセントラル エントランス メリディアン

部屋は十分な広さで、眺めも良好です。強い日差しが窓から差し込んでいました。マレーシアの7月です。

バスタブも洗面所の広さも十分。

ヒルトンKLセントラル 客室 バスタブ 洗面所

トイレも綺麗で安心ですね。シャワーブースは別にあります。

ヒルトンKLセントラル 客室 トイレ シャワーブース

夕方、エグゼクティブラウンジへ

荷物を置いて一息ついたら、ラウンジへ行きました。スパークリングワインと軽いおつまみが並んでいます。

ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ スパークリングワイン おつまみ
ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ カクテルタイム
ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ カウンター

空港に着いたのが早朝で、そんなにバタバタ動いていないはずなのに、気づけばもう夕方のカクテルタイムになっていました。泡とおつまみをお供に、窓の外のマレーシアの夕日を眺めます。なかなか良い眺めでした。東南アジアに来たという実感が静かに湧いてきます。

ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ 夕日 クアラルンプール

Grabでブキッ・ビンタンへ そしてSun Fong Bak Kut Teh

夕暮れを楽しんだら、Grabを呼んで黒バクテーを食べに向かいました。

目的地はブキッ・ビンタンのSun Fong Bak Kut Tehです。10年前にも来たことがある店で、久しぶりの再訪になりました。車窓から見えるKLの街並みに思わず声が出ます。10年前より明らかに都会になっていて、Grabのドライバーとそんな話をしながら店へ向かいました。

クアラルンプール ブキッビンタン Sun Fong Bak Kut Teh 店内

着いてみると、相変わらずの混雑ぶりでした。それも含めて変わっていません。

黒バクテーは黒醤油を使うため色が濃く、白バクテーよりわずかに甘みがあります。どこか福建系の料理らしいコクがあって、これを食べるとマレーシアに来たという実感が体に入ってきます。

Sun Fong Bak Kut Teh 黒バクテー 肉骨茶

食べ終えて店を出ると、すぐ隣にも別のバクテー店があることに気がつきました。翌日の候補が一軒増えました。

夜のブキッ・ビンタン、夜市の熱気

クアラルンプール パビリオン

その後、パビリオンを抜けながらお土産を物色し、ブキッ・ビンタン通りへ出ました。すごい人出です。特に目的地があるわけでもないので、人の流れに任せて歩きます。東南アジアの夜の熱気を、ただ浴びていました。

クアラルンプール ブキッビンタン通り 夜

通りの裏手に回ると夜市になっていて、串や食べ物の屋台が並び、大きな屋外レストランでは多くの観光客がお酒と料理を楽しんでいます。10年前、その店の看板にはアメリカのキャラクターがぎっしり描かれていたのを覚えています。今はすっかりなくなっていました。時代ですね。

クアラルンプール ブキッビンタン 夜市 屋台

電動ファン内蔵の着ぐるみが歩いていました。中の人は快適だといいですね。着ぐるみの中は本当に暑いので。

クアラルンプール ブキッビンタン 電動ファン 着ぐるみ

モノレールでセントラルへ

夜市を楽しんだあと、モノレールでKLセントラルへ戻りました。端末で現金かカードを使ってトークンを購入するだけのシンプルな仕組みです。でも、自分が何船に乗ってどこまで帰るか分からないと購入のハードルがぐんと上がります。たまたま現金があったので使いましたが、明日の分も足りるのか少し考えてしまいました。クレジットカードでも買えるので悩む必要はないのですが、現金があるので逆に悩みます。

クアラルンプール モノレール トークン券売機
クアラルンプール モノレール KLセントラル

翌日は少し足を伸ばしてコーヒーショップへ行き、昨夜見つけた隣のバクテー屋さんにも寄るつもりです。それ以外は、街をぶらぶらするだけの予定でした。翌日の記録は「クアラルンプール滞在記 2025・Day2|10年前のバーと、マラッカへ向かう朝」へ。

2日目の朝食、1階のレストランで

ラウンジの朝食より選択肢が多いので、朝食はたいてい1階のレストランを選びます。

ヒルトンKLセントラル 朝食ビュッフェ 多国籍料理

コンチネンタル、マレーシア料理、中華、韓国、インド、日本と、多国籍な宿泊客に合わせてビュッフェの幅が広いです。日本の提灯が吊るされたブースでインド料理が作られているのは、なんとも言えないミスマッチで面白いですね。

ヒルトンKLセントラル 朝食 日本の提灯 インド料理ブース

Ghostbird Coffee Company、Grabで少し足を延ばす

この日の午前中は、少し郊外へ足を伸ばすことにしていました。

Ghostbird Coffee Companyというコーヒーショップです。地元産のコーヒー豆にこだわっていて、来る前から気になっていたお店でした。ただ、観光客がアクセスするにはGrabで行くしか方法がなく、場所も少しわかりにくいところにあります。

Grabを呼んで乗り込むと、この後マラッカへ向かうという話になりました。するとドライバーが「泊まるホテルのプール、俺が作ったよ」と言うのです。世界はつながっているな、と感じる瞬間でした。

Ghostbird Coffee Company 店内 クアラルンプール

店に着くと落ち着いた雰囲気で、コーヒーへのこだわりが随所に感じられました。カプチーノとエスプレッソのテイスティングセットをいただきました。豆の個性がよく分かり、飲み比べる楽しさがあります。

Ghostbird Coffee Company カプチーノ エスプレッソテイスティング

Ah Hei Bak Kut Teh、2軒目の黒バクテー

コーヒーショップを楽しんだ後、昨夜チェックしておいたバクテーの店に向かいました。
Ah Hei Bak Kut Tehです。昨夜Sun Fong Bak Kut Tehを出たときに隣で見つけていたお店です。肉骨茶マニアとして、素通りするわけにはいきません。

Ah Hei Bak Kut Teh 外観 ブキッビンタン クアラルンプール

こちらも同じ黒バクテーの系統でしたが、Sun Fongとは対照的にすっきりとした味わいでした。バクテーの味とお店の落ち着い雰囲気がマッチしていました。どちらが好きかは好みの問題ですが、2件を食べ比べられるのはいいですね。

Ah Hei Bak Kut Teh 黒バクテー 肉骨茶

ブキッビンタンの昼と、10年前のバー

食後は街歩きへ。7月後半の東南アジアの昼間は、日本人にとってはなかなか厳しい暑さです。

歩きながら、10年前の記憶が断片的に戻ってきます。ここを通ったな、ここからバスに乗ったな。街は変わっているようでも、記憶と一致しています。

クアラルンプール ブキッビンタン 街歩き 7月

暑さをしのごうとクラフトビールの店を探して歩いていると、バーらしきものが目に入りました。Taps Beer Barとあります。

なんだか、見覚えがあります。

そう、2015年12月24日、クリスマスイブに一人で来たお店でした。生バンドがクリスマスソングを演奏する中、一人でビールを飲んでいた、あの夜のお店でした。雰囲気は少し変わっていましたが、間違いありません。

店員さんに「10年前にも来たことがある」と話すと、かなり驚いていました。クラフトビールを2杯いただいて、ようやく人心地がつきました。

Taps Beer Bar クラフトビール クアラルンプール

店内には盆踊りイベントの案内があり、日本のビールが割引になるようです。盆踊りが海外でここまで浸透しているのかと、少し意外でした。

Taps Beer Bar 盆踊りイベント 案内

街歩きを続け、昨夜あれほど賑わっていた夜市の通りを昼間に通り抜けました。閑散としています。同じ場所とは思えない静けさでした。毎晩あの賑わいを作り、毎朝片付ける。それを繰り返しているのかと思うと、少し頭が下がります。

クアラルンプール ブキッビンタン 夜市 準備中 昼間

夜のラウンジ、プール、そして翌朝

ホテルへ戻り、ラウンジへ上がりました。昨日と同じようなラインナップの中に、シェフが巻物を作っているコーナーがありました。不慣れな手つきでしたが、努力は伝わってきました。

ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ 巻物 寿司 デザート

窓の外には、昨日と同じ夕日が落ちていきます。

ヒルトンKLセントラル エグゼクティブラウンジ 夕日

夜のプールへ

ラウンジを出て、プールへ向かったのは21時頃でした。

日焼けを気にしなくていい夜のプールは快適です。プールサイドでアルコールの代わりにココナッツウォーターを頼んでみましたが、正直なところ自分には合いませんでした。ただ、写真にはなりました。

ヒルトンKLセントラル プール 夜 ココナッツウォーター

そういえば、建物屋根の上にあるインフィニティプールに初めて入ったのはここマレーシアでした。そんな旅の記憶も蘇ってきます。

さぁ、明日はいよいよバスでマラッカへ向かいます。早めに切り上げて眠りました。

翌朝、チキンカレーとGrab

最終日の朝も1階のレストランへ。なんと日本式のチキンカレーがあり、つい食べすぎました。写真左は「野菜の盛り合わせ」だそうです。

ヒルトンKLセントラル 朝食 チキンカレー 日本食コーナー

ゆっくりしすぎたせいで、鉄道ではバスの出発1時間前の到着に間に合わないことがわかり、結局Grabで向かうことになり、料金はバス代とほぼ同じです。こういうのも旅だと思うことにします。

マラッカへ向かうバスの旅の記録は、「クアラルンプールからシンガポールへバスで移動|マラッカで一泊する大人旅」にまとめています。

KL・マラッカ・シンガポールの旅全体については、「クアラルンプール・マラッカ・シンガポール|東南アジア縦断の旅、全記録」にまとめています。

*この記事は2025年7月の実体験をもとに書いています。料金・営業時間は変わる場合があるため、最新情報は各店舗でご確認ください。*

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