以前ホーチミンに訪れたことがあるので、今回はハノイへ。ベトナムは初めてではありませんが、ハノイは初めてです。せっかくなので、ハノイから足を延ばしてダナンにも行くことにしました。
香港でトランジット、そしてハノイへ
ハノイへ向かう前に、まず香港でトランジット。キャセイパシフィックのヌードルバーで担々麺とシャンパンをいただく。これはいつものことで、もはや儀式と呼んでいいかもしれません。

ハノイ・ノイバイ国際空港からはGrabでフレイザーレジデンス ハノイへ。日本人駐在の方もよく利用する長期滞在型のレジデンスで、同じ敷地内にANNAM GOURMET MARKETやVinMart(スーパー)があり、お土産から食材まで揃います。なお、Grabの到着地点として「Westcoast International Dental Clinic (West Lake)」を指定しておくと、入り口まで案内してくれて便利です。







ホテルやレジデンスに着いたらまずやることがあります。防虫剤を部屋全体にスプレーし、布製品の下やベッドのマットレスの下に置くこと。マダニの話をよく聞くようになったので、荷物を解く前にまずこれです。旅のお土産に連れて帰ってくるのは困りますからね。

VinMartでベトナムビールをたくさん買って冷蔵庫に並べ、1日目はそれで終わり。

西湖と街の空気(2日目)
翌朝から歩いて街へ出ます。路地に入るとバイクの群れ。ハノイらしい光景ですが、ひとつ目を引いたのがロイヤルエンフィールド。普通に走っています。排気量と車格を考えると、ちょっとした贅沢品のはずです。

そしてVinFastのVF3という小さな電気自動車も走っていました。ジムニーのさらに下のクラスというサイズ感で、日本に入ってきても面白いと思います。街を歩きながら、所得が上がっているのを肌で感じます。

西湖のほとりを歩きます。正直に書いておくと、ゴミが目立つ状態でした。湖の周りでは散髪屋が営業していて、洗髪台と椅子がある。そして排水はそのまま湖へ。湖で釣りをしている人もいます。衛生観念の浸透にはもう少し時間がかかるのかもしれません。良い場所だからこそ、もったいないと感じました。


Cong Capheで一息入れます。おしゃれな一角で、ベトナム発で世界に展開しているカフェです。ベトナム風カプチーノ(VND45k)をいただきました。

湖のほとりに建つクアンタン寺(鎮武観)の壁の虎。3Dにしたのはいいけれど、高さが足らなかったのか、胴体から上手く頭が繋がっていません。なんとも個性的なフォルムになってしまっています。

その後、すぐ近くのホーチミン廟へ。北京にはおよびませんが、ただただ広い、というのが正直な印象です。

昼はフランスパンをシチューにつけて食べるスタイルのBánh mì Trâmへ。道路を挟んで両側にお店があるという面白い構造で、一方はテーブル・カウンター席のみとなっています。シチューというよりは甘めの中華ビーフ煮込みという感じ、というのが正直なところ。ベトナムのフレンチコロニアルな食文化に期待しすぎたかもしれません。

チョコレートショップのMAROUに立ち寄ると、店の前の通りにレンジローバーとロールスロイスが停まっていました。高級エリアということでしょう。ハノイ歌劇場を横目に、いったんレジデンスへ戻ってビールで休憩。




夜は湖のほとりをまた歩いてカジュアルフレンチ Fabrikへ。マグロのステーキ・鴨足のコンフィとワイン達。ここは美味しかった。店員さんもお客さんも若い感じで、こういうお店があるのはいいですね。

そのあとはバーのThe Halfington。Asia’s 50 Best Barsでは2025年当時47位。インテリアが個性的で面白い店です。予約必須ですが、特に3階がおすすめです。最初の一杯はオールドファッションと決めています。どの街でも、バーに入ったら最初はこれ。


アジアの夜の雑踏を抜け帰宅。

旧市街の朝から夜へ(3日目)
3日目の朝は早起きして散歩。今日は旧市街方面を散策です。小さな朝市に出会うと、アジアに来たと実感します。

朝ごはんはXôi Yếnで。Corn sticky riceはちょっと甘い感じでしたが、豚肉は美味しかった。次は定番のおこわをチャレンジしてみよう。

いくつかカフェを品定めしながらあたりを散策。決めたのはCafe Minh。エッグコーヒーを飲んでみたかったのと、開放的な雰囲気が決め手になりました。エッグコーヒーは見た目がきれいで、濃厚な感じで味も悪くない。あとで調べると、デザインのバリエーションがいくつもあるようです。


30分ほどカフェでゆっくりしてから、今日のお昼はBanh Mi 25へ。前日探しておいたお店です。道の両側に食べるスペースがあって、にぎわっています。バンミーはベトナムに来たら外せない一品。Pork Belly(VND45k)は美味しかったですが、ホーチミンで食べたバンミーの方が好みかな、というのが正直なところです。


カフェの近くのBRG Martでローカルワインを探索。ベトナム産のワインをお土産にしようと思って探していました。VinMartにもありましたが、この小さなサイズの方がお土産にはちょうどいい。

街歩きを続けて、Trang Tien Plazaという高級デパートをちょっと探索。格差ありますね!

バスに乗ってレジデンスへ戻ります。地元のバスに乗るのも楽しみのひとつ。現地感が上がります。レジデンスの近くにクラフトビールのお店を発見しました。明日にでも行ってみようと思います。

夜はEra Restaurantでネムラン(揚げ春巻き)と牛ロールの煮込みを食べてから、歩いて2軒目へ。途中、ホアンキエム湖の公園でお母さんたちが踊っているのに遭遇しました。文化センターでの盆踊りのような感じで、みんなで踊っている。こういう光景は旅の余白として面白い。

オペラハウスの前を通りました。湖の公園の踊りとは対照的な光景です。

2軒目の夕食は、HUONG LIENでブンチャー。ハノイを代表する麺料理で、満足のいく夕食でした。

ハン・ダー市場とクラフトビール(4日目)
4日目の朝、近くのセガフレッドでカプチーノをテイクアウト。

そしてホアンキエム湖近くのPho 10 Ly Quoc Suまで歩いて、ようやく今回の旅で初めてのフォーにたどり着きます。Pho10のフォーは、ホーチミンやリトルサイゴンで食べたものとは異なりちょっと甘めでした。ホーチミンの味がそうなのかもしれません。フォーはお店によっても、地域によっても味が違う。自分の好きなフォーの味を探すというのも、旅の楽しみのひとつです。ベトナム以外の訪れた国でフォーを試すのも、なかなか面白い体験ですよ。

朝食を済ませたら街歩き、バイクのプラスチック部品を熱したコテで修正している人を見かけました。私もバイクの修理で一度試してみましたが、かなり有毒そうな煙が出ていました。それも東南アジアの現実です。

Hàng Da Marketの前の交差点を一周しました。一周をビデオに収めてあるので、雰囲気を味わってください。ベトナムに来た感じがします。

Hàng Da Marketに来たのはすぐ近くのCà Phê Nghĩaに寄るため。オーセンティックな雰囲気の店ですが、タバコの煙は強め。ブラウンコーヒー(VND25k)と、ここの名物である懐かしい感じのする硬いプリン(VND15k)をいただきました。ほんのり甘くて大人の味。タバコの煙がすごいので、苦手な人は出口に近い開放的な席を確保すること必須。


線路のある通りを歩き、その後友人に勧められたCAY CAU(デ シロイア ハノイ ホテル内のベトナム料理店)でランチ。CAY CAU風焼きイカと豚の土鍋煮をいただきました。ちょっと辛かった!モダンで良いお店だと思います。



歩いてレジデンスに戻る途中、昨日見つけておいたクラフトビールの店7 Bridges Brewing Co. Hanoi Taproomでフライトを楽しみました。選んだビールは、LIGHTBULB LIGHT IPA, Head in the Clouds SESSION HAZY IPA, NEP CAM LAGER BLACK RICE LAGER, 7TH WONDER PILSNERです。西湖がわのデッキでゆっくりするのが良いですね。

夜はレジデンスで過ごすことにしました。近くのイタリアン、La Bottegaでパニーニとおつまみ(ミニコールドカット)を買って部屋飲み。お土産のためにベトナム産ワインを試してみたら、これが悪くなかった。

ダナンへ旅立つ朝(5日目)
5日目の朝。

近くのSaint-Honoré Xuân Diệuで、朝の定番クロワッサンとカプチーノ。

Grabで空港へ向かい、ダナンへ飛びます。そのときの記録は、ダナン滞在記 2025|リゾートとローカルの間で、ホイアンへ半日、にまとめました。
ハノイとホーチミン、二つのベトナムを歩いて
ハノイは初めてですが、ホーチミンとは街の空気が違います。どちらが良い悪いではなく、性格が違う。ホーチミンには関西圏のような活力があります。人の動きも商売の熱量も、どこか前のめりです。対してハノイは関東圏に近い、少しスノッブな落ち着きがある。バイクの数もホーチミンの方が多いと思います。
ベトナムという国をひとつの印象で語るには、少し乱暴かもしれませんね。
