2025年1月、高雄から台湾新幹線で台北へ入りました。高雄での一泊を終え、ここからは友人との合流もある数日間です。
火鍋、淡水、バクテー、薬膳の酒鍋。そして最後は桃園空港のキャセイラウンジで、この旅を貫いてきた担々麺を、最後にもう一度食べます。
高雄滞在の話は、別の記事に書いています。高雄滞在記 2025 新春|初めての一泊、夜市と朝食ハシゴ
定宿、台北商旅 大安館
台北での宿は、Les Suites Hotel Taipei Da’an(台北商旅 大安館)。最近の定宿です。
少し年季の入った建物ですが、大安という立地が何より便利です。おしゃれな飲食店が徒歩圏に多く、SOGOなどのデパートにも歩いて行ける。部屋は十分な広さがあり、朝食にきちんと野菜が出るのもありがたい。

そして、このホテルには地味に嬉しい特典があります。毎日、台湾と日本の缶ビールが合計2本付いてくるのです。部屋に戻るたびに冷蔵庫を確認するのが、ちょっとした楽しみになっています。
このホテルについては、いずれ別の記事で書こうと思います。
火鍋、問鼎・皇上吉祥
台北に着いた夜は、友人と火鍋を食べることにしました。
向かったのは問鼎・皇上吉祥 麻辣養生鍋の忠孝店。忠孝東路の2階にある、薬膳ベースの麻辣鍋の店です。金の大仏様が迎えてくれます。

台北での夕食は、今回の旅の後半に入ったという実感が湧いてきます。台北の火鍋は日本とはスープの深みが違って、たまに食べたくなる味です。

淡水へ半日の冒険

翌日は、かねてから行きたかった淡水へ足を延ばしました。MRTで一本、意外に近い。
ホテルで朝食を済ませてから出発したので、到着は昼前。快晴で、駅前は思った以上に広々としていました。台北の中心とは空気の密度が違います。

淡水駅から川沿いに歩き、客船ターミナルの方まで来ると、河口が見えて少しだけ海を感じます。台北にいると忘れがちですが、電車で1時間で海を見れます。

帰りは一本裏道を駅方面に戻りながら、中正路の坂を上っていきました。両側に小さな商店が並び、スクーターで買い物に来た地元の人たちで混んでいる。観光地のすぐ裏に、ちゃんと生活がある。それを感じながら歩く旅が好きです。
素食の包子と、フルーツ再チャレンジ
台北市内に戻り、中山区の正饌素食へ。筍の包子を買って、近くのマンションのベンチで食べます。素朴な味ですが、これがなかなかいける。こういう食べ方ができるのも、台北の良さです。

その後、街歩きの途中でもう一度台湾フルーツにチャレンジしました。今回はちょっと高級な感じのする陳記百果園を選んでみたのですが、やはり1月では季節に勝てません。食べ物には旬がある、ということを改めて実感しました。夏にもう一度来る理由ができた、とも言えます。

松發肉骨茶、シンガポールより近い選択肢
台湾に来たときに外せないのが、遠東信義A13に入っている松發肉骨茶です。
シンガポール本店とは少し味が違いますが、バクテー好きとしてはそれでも嬉しい。少しマイルドな感じがします。何よりシンガポールまで行くよりずっと近い。

このデパートには鼎泰豐も入っているので、台湾とシンガポールの食べ歩きが同じビルの中で完結してしまうという、考えてみれば不思議な体験です。

運鈍根湯、薬膳の酒鍋
夜は安和路の運鈍根湯へ。漢方ベースの薬膳酒鍋の店です。

アルコールの量が選べるのですが、大人数での夕食だったため、アルコール多めと少なめの両方を頼んでみました。少ない方を頼んだはずの友人がかなり酔っ払っていました。スープに漢方の酒が効いているので、飲めない人にとっては思った以上に回るようです。お酒の弱い方はご注意ください。煮込んだ鶏を食べ、締めに麺を投入。美味しかった。

食後は、近くのPotions Magic Bar(魔薬学餐酒館)でバタービールを一杯。ハリー・ポッターの世界を模したバーで、旅の夜をちょっとだけ遊んで締めくくりました。

桃園空港へ、1960番バスという発見
翌朝。台北から桃園国際空港へ向かいます。
Les Suites Hotel Taipei Da’an周辺は大きな通りが東西南北に走っていて、すぐ近くのバス停から松山空港行きの公営バスが出ています。いつもはそちらやUberを使うのですが、今回は初めて桃園空港行きのルートを調べてみました。

見つけたのが1960番バス。徒歩7分ほどのハワードホテル(台北福華大飯店)前から出ていて、このバス停からは桃園空港までノンストップです。乗り換えなし、座れれば快適、しかも早い。料金はNT$175から。松山空港の場合は普通のバスなのでスーツケースが迷惑になりがちですが、こちらは空港バスなので荷物の心配もありません。
8時前にバスに乗り、桃園のキャセイラウンジに着いたのが9時40分頃。バス、チェックイン、保安検査を合わせて約2時間。大安から桃園を使うなら、このルートは十分選択肢になります。

ただし、バスはカラオケ仕様でした。当然カラオケはしませんが、アジア圏ではこういう内装がウケるのかもしれません。
桃園国際空港のキャセイラウンジ、最後の担々麺
そして、今回の旅の最後の目的地。桃園国際空港のキャセイパシフィック ラウンジです。
羽田で食べた担々麺、香港で食べた担々麺、そして桃園で食べる担々麺。同じキャセイのラウンジで、同じ料理を食べながら旅をつないできました。それが今回の旅の、もうひとつの目的でした。それぞれの空港で味が少しずつ違うのが面白い。これで円環が閉じました。

薬味が他のヌードルバーとは異なりました。

羽田を出て、香港で土鍋ご飯を食べ、高雄で夜市を歩き、台北で友人と鍋を囲み、桃園で担々麺を食べて帰る。少し変わった旅の組み立て方ですが、同じラウンジの同じ料理が旅の両端にあると、どこまで行っても帰る場所がある気がします。この旅の全体像は香港・高雄・台北|キャセイの担々麺でつなぐ、2025年新春の旅にまとめています。次もまた、どこかのキャセイのラウンジで担々麺から始めてみようと思います。
この滞在で行ったスポット
| スポット | カテゴリ | エリア・住所 |
|---|---|---|
| Les Suites Hotel Taipei Da’an(台北商旅 大安館) | ホテル | No. 135號, Section 1, Da’an Rd, Da’an District |
| 問鼎・皇上吉祥 麻辣養生鍋 忠孝店 | 火鍋 | Section 4, Zhongxiao E Rd, 210號2樓, Da’an District |
| 正饌素食 | ベジタリアン 饅頭 | No. 152號, Liaoning St, Zhongshan District |
| 陳記百果園 | フルーツ | No. 2號, Alley 7, Lane 100, Section 1, Dunhua S Rd, Fucheng Village, Songshan District |
| 松發肉骨茶 遠東信義A13 | バクテー | No. 58號, Songren Rd, Xinyi District |
| 鼎泰豐 A13店 | 小籠包 | No. 58號, Songren Rd, Xinyi District |
| 運鈍根湯 安和店 | 薬膳酒鍋 | Section 1, Anhe Rd, 19號1樓, Da’an District |
| Potions Magic Bar(魔薬学餐酒館) | バー | No. 55-1號, Section 1, Anhe Rd, Tong’an Village, Da’an District |
| 桃園国際空港 キャセイパシフィック ラウンジ | 空港ラウンジ | 桃園国際空港 |

