赤い328と、ランデブーの約束
納車から1ヶ月半ほど経った日のことです。そのうち1ヶ月は海外に出ていたので、F355に乗った回数は、まだ数えるほどでした。
友人が赤い328に乗っています。せっかくだから並べて走ろう、という話になりました。集合は代官山T-SITE。納車の翌日、はじめてF355をじっくり眺めたのも、この場所でした。
まだ車庫入れに慣れていないので、少し早めにF355を停めている駐車場へ向かいます。
リモコンが反応しない――バッテリーは右フロントフェンダーの中
ドアロックのリモコンが、反応しません。鍵でアンロックし、イグニッションをオンにしてみます。どうやらバッテリー上がりのようです。
F355のバッテリーは、右フロントフェンダーの中に収まっています。交換するには、タイアとフェンダーライナーを外すことになります。解説しているサイトは前から見ていたので、手順そのものは頭に入っています。
ただ、機械式駐車場のパレットの上でやる作業ではありません。押し出せばなんとかなると思うのですが、やめておきました。現に、レッカーのときには押し出しました。
そしてFerrari様ですから、自分で触ってよいものかどうか、まだ決心がついていません。こういうときのためにエンジンベイにターミナルが用意されているのですが、それを使う自信も、まだありませんでした。
ドナドナ――積載車に載るF355
友人に連絡を入れ、ランデブーは延期にしました。またいつか紹介します。
保険会社に連絡し、コーナーストーンズさんまで運んでいただくことにします。任意保険の話はFerrari F355を東京で買うということ|駐車場と保険と、愛車との別れに書きましたが、加入から間もなく、こういう形で世話になるとは思っていませんでした。
バイクでレッカーを利用した経験(これから書きます)からすると、これは本当に助かります。
積載車に載せられたF355を、バルコニーから見下ろしました。ドナドナ、という言葉が浮かびます。

原因は、室内灯
運ばれてすぐ、ショップから連絡が入りました。原因は、室内灯が点いていたこと。

なんとも初心者的な失敗です。まぁ、点けた記憶はまったくないのですが。そもそも、どこにあるのかも知りませんでした。
Ferrari F355との暮らし|納車翌日、はじめてのディテールで触れた、あの室内灯です。何かの拍子に点けてしまったのでしょう。あの回の最後に「この室内灯には後日に起こったエピソードがあります」と書いたのは、この日のことです。
普段は駐車のたびにバッテリーのキルスイッチを切っています。前フードを開けた右タイアの上にある、あのスイッチです。けれどこの日は、一週間ほどで友人とランデブーする予定でしたから、切らずにおきました。
室内灯は点いたまま、キルスイッチも入ったまま。バッテリーは、あっという間に使い切られてしまったようです。
「ちょっと汚れているので、洗車してください」
ショップでバッテリーを交換してもらい、その日のうちに帰路につきました。ちなみに、バッテリーはいつも利用しているNorautoで、VALTAの互換品80Ahで33,980円でした。
引き渡しのときに、榎本さんから言われた一言があります。「ちょっと汚れているので、洗車してください。」
ショックでした。
地下の機械式駐車場でも、埃は積もる
地下の機械式駐車場ですから、雨風は防げます。雨の日には乗っていません。そして納車も含めて走らせたのは3〜4回。
それでも、汚れる。確かに、うっすらと。
考えてみると、機械式駐車場は換気こそしているものの、フィルターはないのでしょう。車の出入りも頻繁にあります。
ということで、やらなければならないことが二つできました。一つ目は洗車。二つ目は埃から車を守る方法です。

